「仕事が忙しくて推し活の時間がない」「舞台やイベントを我慢して働くのがつらい」——そう感じている方も多いのではないでしょうか。
私もかつては朝から晩まで会社に拘束され、帰宅は22時過ぎ。推しの舞台があっても働く事を優先していたこともありました。
しかし今では、年間120回以上の観劇をしながら、自分らしい働き方で生計を立てています。時間にも心にもゆとりがあり、生活全体が穏やかに整いました。
この記事では、私の実体験をもとに「推し活を実現するための時間管理術」を紹介します。
この記事を読むと分かること
- 推し活と仕事を両立するための考え方
- 時間の使い方を見直す具体的な方法
- 推し活中心のライフスタイルを作る働き方の工夫
- 副業やパートを組み合わせた安定した収入の作り方
推し活と仕事を両立させるための基本知識
推し活を中心にした働き方改革の考え方
以前の私は、いわゆる「会社優先の働き方」をしていました。
残業が当たり前で、推し活は常に後回し。一時期、舞台の情報を見ても「行けない」と諦める時期がありました。
けれども、ある時「このままでは好きな世界を失ってしまう」と感じました。そこから働き方を見直し、推し活を軸にした時間の使い方を考えるようになりました。
推し活は単なる趣味ではなく、自分の心を整える時間です。そのための働き方を整えることは、心の健康を守ることにもつながります。
オタクに向いている仕事の特徴とは
オタク気質の人は、集中力・観察力・継続力に優れています。これはどんな職場でも強みになります。
特に推し活を両立させたい人に向いているのは、「時間の裁量がある仕事」です。リモートワーク、パートタイム勤務、在宅ワークなど、自分のリズムで働ける環境が理想です。
私は以前、正社員で夜22時まで働いていましたが、昨年から10時〜17時勤務に変更。そして今年、観劇の夜公演に間に合うよう16時退勤のパート勤務に切り替えました。これにより、心の余裕と推し活時間の両方を得ることができました。
推し活に適した働き方の選び方
推し活を続けるには、「自分に合った働き方」を選ぶことが重要です。長時間労働の職場では、心身の疲労が積み重なり、推し活を楽しむ余力がなくなります。
私が転職して感じたのは、「自分のために時間を使うと、仕事のモチベーションも上がる」ということ。推し活を中心に置いたことで、日常の幸福度が格段に上がりました。
理想の職場環境を整えるコツ
推し活と両立できる職場環境の作り方
理想の職場とは、必ずしも高収入や大企業ではありません。「自分にとって心地よく働ける場所」であることが何より大切です。
私は職場で推し活の話を積極的にはしません。「用事がある」とだけ伝えて、無理に理解を求めないようにしています。自分の大切な世界を守るためには、静かに距離を取ることも必要です。
また、業務を効率的に進めることで、16時退勤をスムーズに実現できています。午前中の集中力を高め、午後は整理・報告に時間を割く。小さな積み重ねが大きな自由を生みます。
働きやすい環境を選ぶチェックリスト
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 勤務時間の柔軟性 | 時短勤務・シフト制・在宅勤務が可能か |
| 有給や休暇制度 | 希望日で休みを取りやすいか |
| 副業の可否 | 複数の収入源を持てる環境か |
| 人間関係 | 趣味に理解のある職場か |
完璧な職場は存在しませんが、自分のライフスタイルに合う環境を少しずつ整えることが大切です。
推し活を実現する時間管理術
推し活を優先するスケジュールの組み方
私が実践しているのは、「推しの予定を最優先にカレンダーに入れる」ことです。舞台やイベントの日程を先に確定させ、それに合わせて仕事や予定を調整します。
アナログ人間なので手帳は常に持ち歩いています。観劇日、前売り日を細かく記入。予定を“見える化”することは重要です。
効率的な時間の使い方で推し活と仕事を両立する
推し活と仕事を両立するためには、時間を「削る」よりも「活かす」発想が大切です。私が実践している工夫を紹介します。
- 移動中にメルカリ出品やメール返信など小タスクを片付ける
- 観劇後はSNS更新など“推し活後の余韻”を上手に活かす
- テレビなどは一切見ず、副業に専念する時間を持つ
- SNS運用等も小さなことからコツコツとほぼ毎日配信や動画をアップ
- コアワーキングスペースを利用して、集中できる時間と空間を作る
- 先行くフリーランスの先輩などの助言など、普段は会う事のない方との出会う
- 異業種の方との出会いは新たな発見の数々がある
1日単位では小さな差でも、1年続けると大きな余裕になります。
仕事と推し活のバランスを保つコツ
推し活を楽しむためには、罪悪感を持たないことが大切です。私は「推し活のために働く」と決めてから、仕事への意欲がむしろ上がりました。
仕事が終わったら推し活が待っている——そう思うだけで、日々の疲れが軽くなります。推し活は、仕事のモチベーションを高める“ご褒美の時間”でもあるのです。
副業とパートで叶える推し活ライフ
推し活中心の働き方と収入のバランス
パート勤務に変えたことで収入は減りましたが、その分「心の自由」を手に入れました。定時に堂々と退勤して観劇へ向かう生活は、以前のどんな給料よりも豊かに感じます。
私は現在、次の4つの収入源で生活を組み立てています。
- 平日昼のパート勤務
- メルカリでの販売収入
- 教室運営
- アクセサリー内職
- 今後の目標としてはSNS運用や動画配信なども視野に・・
- もう一つの目標はアクセサリーブランドの立ち上げ
それぞれの金額は大きくなくても、複数の柱があることで安心感が生まれます。推し活に使うお金も、精神的に余裕を持って計画できます。
自分の力で稼ぐことで得られる自信
副業を始めて感じたのは、「自分の時間をお金に変える感覚」を持てるようになったことです。会社だけに頼らず、自分で生活を組み立てる経験は大きな自信になります。
推し活をきっかけに、仕事・お金・時間の使い方をすべて見直すことができました。
推し活がもたらす心の豊かさ
推し活が仕事のモチベーションを生む理由
推し活があるから頑張れる——そう感じる瞬間が何度もあります。好きな人や舞台を応援することで、自分自身のエネルギーが満たされるのです。
「また次の舞台のために頑張ろう」「次のチケット代を確保しよう」という前向きな目標が、日々の原動力になります。
働き方を変えると見えてくる新しい世界
働き方を変えると、生活リズムだけでなく、人とのつながり方や心の在り方も変わります。
「仕事を減らす=キャリアの後退」ではありません。むしろ、自分の人生に合った働き方を選ぶことは、成長の証です。
働き方を変えて色々な方との出会いを見ていると、会社勤めだけがすべてではない世界なことを痛感します。時間に縛られない生き方に私の理想がありました。
まとめ:推し活を軸に自分らしく生きる時間術
推し活を優先する生き方は、わがままではなく「自分を大切にする選択」です。
かつては会社に支配されていた私も、今では自分の時間を自由に使い、好きな舞台を心から楽しめるようになりました。推し活を軸に生きることで、毎日の小さな幸せを感じる力が育ちました。
仕事と推し活の両立は、人生を諦めることではなく、自分の人生を取り戻すことです。
ぜひ、自分の心が喜ぶ時間を最優先にスケジュールを組み、あなただけの「推し活ライフ」を育てていってください。

よくある質問
Q. 推し活を優先すると仕事に悪影響が出ませんか?
スケジュールを整理しておけば問題ありません。推し活があることで仕事に張りが生まれ、集中力が上がるケースも多いです。
Q. 収入が減るのが不安です。
副業や小さな仕事を複数持つことでリスクを分散できます。自分の得意を活かして、少しずつ収入源を増やすのが現実的です。
Q. 職場で推し活の話をしたほうがいいですか?
職場の雰囲気によります。理解が得られない場合は、あえて話題にしないほうが精神的に楽です。自分の楽しみは自分で守りましょう。
Q. 働き方を変えるのが怖いです。
怖さの中に、新しい自分がいます。少しずつ勤務時間を短くする、副業を始めてみるなど、小さな一歩から始めてください。時間の自由は、人生の自由につながります。
推し活を通して、自分の時間を愛することを学びました。あなたにも、心から楽しめる“推し活時間”が訪れますように。

